アマダ株と年金基金とJPX400!?

昨年は、アマダ株が話題となりました。株主還元率を100%にしますという大胆な方針転換が話題となったからですが、この背景には、安部政権が推し進めるコーポレート・ガバナンス改革があります。すなわち、アマダの方針転換は、コーポレート・ガバナンスの進んだ企業を選別したJPX 400という新しい指標の銘柄に採用されることを目的としたものです。これは、コーポレート・ガバナンスの優れた企業を400社選定して指数化したもので、日経225のような指標ですが、このJPX 400銘柄に選定されれば、機関投資家である年金基金が買ってくれることになるわけなのです。ですから、アマダ株がJPX 400銘柄として選定されれば、年金基金のような安定した投資家がバックについてくれることになります。そして、この中には、日本国内の年金基金のみならず、外国の年金基金も含まれています。このような大手の機関投資家は、当然お金をたくさん持っているわけですが、どこにでも投資できるというわけではありません。JPX 400のような権威のある指標に採用されてはじめて、アマダのような株に投資できるようになるのです。また、外人投資家は、日本のコーポレート・ガバナンス改革に注目していると言えます。すなわち、彼らが求めているのは、投資した金額に対して、どれだけ利益を稼げるのかということであって、従来の日本株は、この株主還元率が世界標準と比べてかなり低かったと言えます。それが、アベノミクス改革によって、ようやく米国や欧州並みの株主還元率になる、それでは日本株を買ってみようかということになったわけなのです。そして、JPX 400は、そのような銘柄のみを集めた指標なのですから、注目されるのも当然です。