インバウンド需要によって変動するOLC株

OLCは東日本大震災後に自社で運営しているテーマパークが一時閉園をする事態が起こっています。その時期にはOLC株は大きく下に変動することとなりました。震災の影響で自社のテーマパークが閉園ことによる業績の落ち込みと、今後の来園者数がどこまで減ってしまうのかが分からないことでOLC株が売られた経緯があります。しかし、震災時のテーマパーク内では、従業員による的確な来園者への対処を行っていたことがマスコミなどで報道されると逆に株式市場ではOLC株への評価が高まることが起こっています。株価については、震災後を底にして上昇傾向の変動が継続してきています。近年のOLCにおいては新しいアトラクションを順次増やすことによって、来園者の高いリピータ率を継続することができています。また、3Dプロジェクションマッピングといった新しい催しを行うことによって、入場者を増やすことが実現されています。その結果として今年の3月末には株価が1万円近くまで付けるほどに人気化をしています。これほどまでに市場で評価を受けるようになった原因の一つには、インバウンド消費関連として見られるようになったことが挙げられます。ここ数年で中国などの海外観光客がテーマパークに来園するケースが急増しています。海外からの来園者が増えた分、OLCの業績は押し上げられることになっています。したがって、OLCの業績は海外からの観光客の人数によって変動する面が出てきています。今後は中国の景気減速が続いていくと、中国人観光客が減ってしまうリスクがあると考えます。また、為替市場で円高傾向が続くと世界からの観光客が減ってしまうこともあり得ます。よって、これからのOLC株はインバウンド需要が高まっているかどうかで、株価の変動が決まっていくと思われます。